いつでも私たちのそばにあるフラワープリント。
可憐な小花柄は少し子供っぽくなりすぎで、大柄のプリントはリゾート感が出てビジネスシーンにマッチしないなど、あなたにも花柄コーデがなかなか決まらないという悩みはありませんか?
今年は一気に、華やかに洗練された大人花柄コーデに挑戦してみましょう。
まずおすすめなのは、世界的に有名な英国王室御用達リバティ社の花柄プリント。基本的にコットンにカラフルで柔らかい色で細かく全体に絵が施されています。花の絵ひとつ一つにじっくり視線を向けると言うよりは、全体的な総柄の印象。色とトーンが決めてとなります。ロンドンっ子や王族のコーデを参考にすると、ブラウスやワンピース、マスクやスカーフなどの小物に活用されています。
そして注目ポイントは、足元。黒レザーのパンプスやサンダルではなく、エスパドリーユのフラットシューズやベージュのエナメルバレエシューズを合わせることが多いです。黒のパンツやバッグと合わせながらも、ヌーディーな足元との相性がよく、狙った通りの花柄の良さが顔まわりでよく引き立つことがわかります。これはぜひお手本にしたいものです。
また近年ボタニカル調の花柄も人気を集めています。花だけでなく植物やフルーツなどの大きめなモチーフを大胆に配してリラックス感満載、オーガニックな雰囲気が漂いパリジェンヌにも人気があります。
顔まわりに大きな柄を配して主張することは、顔や目立ちにくく、顔色がくすんで見えて逆効果なので、できるだけボトムスで活用し、縦のラインが強調できるようにコーディネートすると良いでしょう。ワイドパンツやフレアスカートは組み合わせやすく、アジアンプリントから西洋のクラシカルな花柄まで幅広くチャレンジできそうです。
最後にカラーの問題です。コントラストの強い配色はどうしても主張が大きくボディラインを大き目に見せやすいことを指摘しておきます。ピンクや白、水色といった花柄も案外悪くなく、同じトーンでひとつづきに見せることでシルエットがシンプルになります。ビビットな色も、強い色同士でまとまっていると全体的に辛口にまとまって大人っぽくて吉。
反対に、白地に黒・赤・ブルーなどの目立つ配色のものは、特に大花柄は迫力満載となるので日本人の顔立ちとは相性がよくありません。
いかがでしたか?大人女子が花柄を着ることは決して悪いことではありません。お手本にする上品なセレブリティやハイブランドのアイテムをチェックしてエレガントに着こなせるように学びましょう。