着やせするために気をつけていることが服の色です。色には膨張色と収縮色というものがあります。膨張色とは名前の通り膨張して見える色のことです。赤、ピンク、オレンジ、黄色などの暖色系で明度の高いが膨張色になります。収縮色とは収縮したように見せる色のことです。黒、グレー、青など寒色系で明度の低いものが収縮色になります。この色の性質を意識して服を選んで着やせできるように工夫をしています。私がよく選ぶ色は青や緑です。寒色系といってもすべてが収縮色なのではなく、パステルカラーのような明るく明度の高いものだと膨張したように見えてしまいます。そのため、青や緑などは暗めのものを選んで着やせを意識しています。収縮色は暗い色なので全体を収縮色でそろえると暗い印象になってしまうので、白を入れたり、全体を暗い色にするのではなく、やや明るい青や緑を加えることもあります。色を意識するだけで同じデザインの服でも見た目の印象が全く違います。膨張色だと広がった印象になるのですが、収縮色だと引き締まった印象になります。こんなデザインやこんな服の組み合わせで着やせするというテクニックがいろいろ紹介されていて難しく感じることがありますが、色を意識するだけなら簡単です。